高知の旬の食材が地元客のために用意されている穴場の朝市「土佐の金曜市」

観光客のほとんどいない「土佐の金曜市」をご存知ですか。

高知市愛宕町よりこんにちは。

連日の暑さについつい晩酌でビールを飲み過ぎてしまう編集長の小川です。(まあ、夏に限らずいつでもビールをのんでいますが。。。)

こんな暑い日が続くと、冷めたいところてんや枝豆、スイカなんか食べたくなっちゃいますよね。今日は、そんな夏の旬な食材をひっそりとほぼ地元客だけに販売している金曜市に行っていきました。

 

土佐の朝市は「日曜市」だけじゃない。ほぼ地元客がくる「土佐の金曜市」があるんです

ここが今日わたしが訪れたほぼ地元客が訪れるという「土佐の金曜市」。

JR土讃線の高架線したで毎週金曜日に開催しています。すぐ近くには「愛宕町商店街」があるロケーション。商店街の買い物ついでに市場で野菜を買う方も多いんじゃないですかね。

じつは愛宕町商店には「はちきんの店」という野菜が買えるお店はあるんですが、八百屋やスーパーなどがないんです。愛宕町周辺に住んでいる地元住民にとっては「金曜市」は貴重な野菜の入手先なんですね。

関連記事:普通の商店街に見えるが、愛宕町商店街は普通ならざる超個性的な商店街だ

 

ご覧の通り、お店の向きは道路側ではなく「高架線の下」にむかってあるのです。

陽射しを避けたい地元のマダムにはとても嬉しい朝市のスタイルですよね。陽射しを気にせず、近所のお友達や出店している方といろんなお話しができますからね。

 

こんな風にちょっと休む場所なんかも用意されているんです。しかも日陰なんで今日のような真夏日でも安心してゆっくり買い物ができますね。「おばあちゃんが買い物途中にひと休みしてるー!。なんかこの金曜市いい光景だなあ」って思いながらほのぼのと買い物ができました。

 

まず愛宕町商店街側にある一番最初にあるお店がこちら。松木さんが出店している干物店です。おもにちりめんや小魚が多いですね。ちりめんは関東でいうところの「しらす」です。

そのちりめんを天日干しした乾燥度のたかいものを「かちり」といいます。高知ではちりめんがたくさん獲れる地域ですので、どの朝市にいってもちりめんのかちりは売っていると思います。

 

こちらでは番茶をはじめ、店主が作っているいろんなお茶が販売されています。

 

こちらでは高知の夏のフルーツを販売。7月の時期だとスイカが多いですね。こちらのお店ではソルダム(スモモの一種)、温室の山北みかん、小夏などがお店に並んでいました。

ちなみに山北みかんは編集長がまだ横浜にいたころ、高知から送ってくれていたんですが、糖度の高さと酸味のバランスが絶妙で大の好物なんです。(食べたことがあるひと多いですよね。)

まだ温室ですが、11月頃になると山北の早生みかんが出てくるんじゃないですかね。(今から楽しみー!)

 

こちらは野菜とフルーツともに販売されています。ミニサイズのかわいらしいスイカが1玉700円でした。たくさんの種類を販売してるってことは、それだけの種類の野菜を栽培されているんですよね。農業のことはあまり詳しくない編集長ですが、「よくこれだけの種類の野菜を育てられるなあ~」っていつも思います。

 

写真の真ん中にある果物のような黄色の野菜は「コリンキー」というかぼちゃです。高知の市場や生産者直売所なんかではよく見かけますね。

皮ごとだべられるみたいで、薄くスライスしてサラダや浅漬けにして食べるらしいです。(話題にしましたがわたしは食べたことがないです。。。)

 

こちらではおばあちゃんがひとりで野菜を販売しています。「今日は枝豆食べながらビールだなあー」って考えていたので、さっそくこちらのお店で枝豆を買うことにしました。

 

ひだりのカゴに入っている枝豆は「豆がひとつしか入ってないから100円でいいよー」とのこと。おばあちゃんがしっかり教えてくれました。右のトレイに山盛りで入っているのは「豆が普通に入ってるよー」とのこと。

せっかくなんで普通に入っている枝豆を1袋300円で買いました。「家に帰って塩ゆでしてビールのおつまみにしよっと!!」と気分上々の編集長。

 

つぎはところてんの立ち食いができる一栁(いちやなぎ)さんのお店。その他にも冷やしあめやレモン水も販売されています。ビールのおつまみにところてんを食べたいところですが、「むむむ、今どうしても食べたいー」と、今食べたい病を発症してしまったので、さっそく立ち食いすることにしました。(座って食べれる椅子やテーブルもあります)

 

 

こちらが一栁(いちやなぎ)さんのお店で食べれる「立ち食いところてん」です。1杯270円です。

こういう朝市でうれしいのが、お店でキンキンに冷えたものをその場で食べれるという点ですよね。さすがに近所のスーパーの前でところてんの立ち食いは出来ないですからね。

 

ということで、テーブルがあったので座って美味しく冷え冷えのところてんをいただくことにしました。

汗かいて火照った身体には最高ですね。人生でところてんがこんなに美味しいって感じたのは今日初めてです(笑)。

ちなみにわたしが食べたところてんを販売している一栁さんは、前回の火曜市の記事で紹介させていただきましたね。一栁さんはすべて朝市(火、木、金、日曜)に出店されている方ですので、どの朝市に行ってもいらっしゃいますよ。

関連記事:水路の上で開かれる全国的にも珍しい高知市の朝市「火曜市」

 

高知県の本当の姿をみることができる朝市

きょうはすべてのお店をご紹介できませんでしたが、ほかにも高知らしい素敵なお店が出店されています。それぞれ地元のお客さんと楽しそうにお話しをされていました。

また、店主の方にお話をお聞きしましたが、「地元以外のひとは滅多にこないね」って何人の方はおっしゃっていました。しかし、それは観光客相手ではなく、高知県民である地元客との真剣勝負。多くの美味しい食材を食べてきた地元客に納得させる味と量と価格でないといけません。

朝市というのは顔が見えるというより、店主とお客さんの人生そのものがお互い見えてしまうもの。中途半端な商品を売ればお客さんは正直に「駄目だねー」って言われてしまいます。

きょうわたしが訪れた「愛宕町商店街-土佐の金曜市」では、そんな真剣勝負をしてきた朝市の店主の方々と地元客との絆を感じることができました。こんな高知らしい光景を見ることができるのも「土佐の朝市」ならではだとおもいます。

 

 

金曜市の情報

場所 高知市愛宕町1丁目

店数 約30店舗(その日によって増減あり)

期間 毎週金曜日(1月1日・2日を除く)

時間 午前6時から日没1時間前まで

その他 お店の準備や片付けも含めての時間です。また、日没1時間前よりも早く撤収をはじめるお店もあります。お昼ぐらいから撤収を始めるお店がありますので、ぜひ午前中に行くのをおすすめします。

駐車場 専用駐車場はありませんので近くのコインパーキングに駐車してくださいね。

JR 最寄り駅はJR高知駅下車で徒歩10分程度です。

 

関連記事:水路の上で開かれる全国的にも珍しい高知市の朝市「火曜市」

関連記事:300年つづく「土佐の日曜市」の魅力

 
 
 

横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「よさこい、お酒に寛容な県民性、高知らしいレトロな建物」が大好き。サラリーマンをしながら日夜執筆活動をしています。次の世代へわたしの好きな「高知らしさ」をバトンタッチするためにウェブジャーナルを運営中。趣味でトレランをしています。

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