雑誌の取材は受けず近所のお客さん最優先の姿勢を貫く創業70年の氷店が営む地産地消のかき氷店「山崎氷店」

おやつの時間に子供たちがかき氷を食べる風景を見れるお店「創業70年の山崎氷店」

雨が降る高知市よりこんにちは。

よさこい祭りもお盆の帰省も終わり、賑わいがおちついてきたおまち。高知市民としてはちょっと寂しいですが、夏はまだ終わりませんよ。

高知市は9月になっても30℃を超える日々がつづく残暑が厳しいところ。コンビニアイスもいいですが、氷屋がつくったかき氷はまた格別。

そんなわけで今回は高知市上町1町目にある「創業70年の山崎氷店」さんに行ってきました。

 

雑誌の取材は受け付けない!創業70年の「山崎氷店」がいどむ地元客に人気のかき氷店とは!?

高知市の上町1丁目にある「山崎氷店」。編集長も7年ぐらいまえから氷を買いによく来ているお店なんです^^

キャンプに行くときや家の法事などで大量にビールや飲み物を冷やすときに山崎氷店を利用していました。猛暑の日に大型のクーラーボックスへ入れた氷が夜になっても半分ぐらい残ってたぐらい長持ちするんです(氷屋の氷なら普通ですかね。。。)

 

私がこういう商店を好きな理由。それは「店主のライフスタイルが見えるから」なんです。決してプライバシーを覗くってわけじゃないですよ (;^_^A アセアセ・・・

お店に店主がいないときは「すみませーん!」と呼べばすぐにお店にでてきてくれるし、店主のお子さんたちも夏休みには氷店の仕事をちょこっとお手伝いしていました(そんな風に見えました。。。)。そんな光景をみることができるお店って少なくなってきてますよね。

 

わたしが初めて山崎氷店に氷を買いにきたときはまだかき氷屋はなく、氷店にかき氷機がありました。今のかき氷店を始めたのは3年前だったそうです。

かき氷店がなかったときは、夏になると近所の子供たちがおやつの時間にかき氷店にやってきてかき氷を食べにきていたそうです。まさしく知るひとぞ知るかき氷だったんですね。

 

今回は店主の山崎俊一さんに「かき氷屋」をはじめることになった経緯をお聞きすることにしました。

 

創業70年の山崎氷店の店主「山崎俊一さん」

編集長
今日はお忙しい中取材させていただきありがとうございます。

俊一さん
いえいえ、宜しくお願いします。

編集長
夏場の氷店ってほんと忙しいですよね。どんなところから注文が入るんですか?

俊一さん
電力会社や病院、居酒屋、幼稚園などから注文があります。かき氷機のリースもやっているので、近所の幼稚園の夕涼み会なんかで機械をお貸しし、氷も販売しています。販売先は東の土佐山田から西の佐川町まで広範囲になります。

編集長
配達だけでも大変そうですね。なぜ氷店だけでも忙しいのにかき氷屋をはじめたんですか!?

俊一さん
元々は氷店でかき氷を販売していました。その頃はおやつの時に近所の子供たちが来るだけでした。ですがあるとき近くのある企業に勤めるお客さんから「かき氷屋もやればいいのに」と言われたんです。それまでは高知市花火大会のときだけお店の前でかき氷を販売していたんですが、お客さんの声もあって、ざっとはしてますが倉庫として借りていた今の場所でかき氷店としてやってみようということになったんです。1年目は子供たちしか来なかったですけどね(笑)。

それと今は居酒屋などに氷を配達するけど、昼間はそんなに忙しくなくて、かき氷屋をする時間があったというのも理由です。

編集長
俊一さんがこの氷店を創業されたんですか!?

俊一さん
違いますよ。もともとは母の義理の兄が高知市越前町で氷屋と食堂を併設して商売していたんです。しかし、義理の兄がお店を辞めるということになり、義理の妹である俊一さんの母にお店を譲り、今の上町1丁目へ移ってきたんです。越前町で20年。この地で50年なので合計で70年近くになりますね。昔の話しは恥ずかしいんですが、まだ高知にイオンが来る20年ぐらい前までは、元旦と2日はどのスーパーもお休みだったんです。なので、皿鉢料理がとってもよく出たんですね。その冷蔵のために氷の需要がたくさんあったんですが、昔と比べ氷の重要がすっかり減りました。

編集長
時代もかわり氷の販売先も変わってたんですね。ところでかき氷店を始めてからの3年間を振り返って大変だったことなどお聞かせいただけますか!?

俊一さん
まず最初の1年は来てくれたお客さんは子供たちがほとんど。販売しているかき氷のみつも既製品を使ってました。ただ、お客さんから「じぶんくで蜜を作ってみたら!?」と言われたんで自家製蜜作りをはじめてみたんです。そして、今一番人気の「イチゴスペシャル」も考案しました。当初まったく売れるとは思わなかったんですが、販売を始めてみると、8月の途中には仕入れたイチゴがすべてなくなるほど人気商品になったんです。イチゴは高知県の介良で栽培されたものを使ってます。せっかくなんで食材は地産地消にしたいなあって思ったんです。ちなみに「真夏のみかん」という商品も「高知県の山北みかん」を使ってますよ。

ようやく3年目になって色んなお客さんが来てくれるようになったんです。

編集長
1年目は子供たちしかこなかったんですね。今の人気ぶりからは想像できないです!!最後にかき氷店の情報について教えてください!!

俊一さん
台風や大雨のときなんかはお店を休みにするけど、それ以外は毎日営業してます。ただよさこいの時期だけ(8月10日~12日)かき氷どころじゃないんで、お休みしています。あと、地元の雑誌からも取材依頼が来るんだけど、いつも来てくれているお客さんたちに迷惑がかかるから基本的に取材はうけないようにしてます。あとかき氷店は5月の連休から9月いっぱいまでの営業です。

編集長
毎日営業されているんですね。。。。俊一さん。。。お店もけっこう混雑してきたんで、取材はこの辺にさせてもらいます。俊一さん今日はお忙しいなかありがとうございました。

俊一さん
いえいえ、わたしの話なんかでほんとよかったのかねー(笑)

 

取材の合間にも多くのお客さんが氷店に訪れ、奥様と娘さんが絶え間なくかき氷をつくっていました。さすがにこれ以上取材を続けるとご迷惑になるのでこの辺でインタビューを終えました (ToT)ゞ スイマセン

そんな家族で協力しお店を営んでいらっしゃる山崎氷店のかき氷はとても美味しかったですよ。(取材でお店を忙しくさせておいてかき氷の注文をする編集長でした ( ̄Д ̄;;)

 

一番人気の「イチゴスペシャル」は400円!!

普通のいちご味は200円ですが、いちごスペシャルは400円。

それもそのはず。高知県産(介良)のいちごをふんだんに使用しているんです。しかも自家製みつで!!。取材で汗だくだった編集長はいちごスペシャルを味わいながらもたった1分で食べてしまいました。(もっと味わって食べればよかったー!!)

 

いちご味のかき氷っていうよりも、冷たいシャーベット状のいちごを食べている感じですかね。こんな贅沢ないちごスペシャルが400円。しかも子供や学生は50円引きなんです^^

まだかき氷店ができる前はかき氷を150円で提供されていたそうで、子供たちには当時と同じ価格で提供をされているのです。

ほんと美味しかったですよー!!(⌒▽⌒)

 

山崎氷店&かき氷店の情報

氷店をメインにかき氷店の営業しているので、急遽かき氷店の営業時間等が変わる場合もあります!!予めご了承くださいね^^

 

山崎氷店(かき氷屋)の情報住所 高知県高知市上町1丁目10−51

電話 088-872-3756

営業時間 10時~18時30分

定休日 無休(ただし、8月10~12日を除く)

営業期間 5月連休~9月末

臨時休業 あり(悪天候のとき)

駐車場 3台分しか駐車できませんので、駐車できない場合が多いと思います

最寄り駅 路面電車「上町1町目駅」から歩いて5分

その他 お店周辺は道路が狭いので、お子様連れの場合は十分お気をつけください

山崎氷店 本業の氷店は年中無休(8時30分頃~19時。夏は7時~)ただし、臨時休業あり

 

 

今回、取材をお受けいただき山崎氷店には改めて御礼を申し上げます。

山崎氷店は地元の子供たちが友達同士でゆっくりかき氷を食べることができる場所でした。最近は駄菓子屋も数が少なくなり、子供たちが立ち寄ることができるお店がどんどん減ってきています。

きっと将来、多くの子供たちが「山崎氷店」のかき氷を懐かしく思い、「また食べにいきたい」と思い出すことでしょう。そんな思い出の場所が残り続けることが「高知らしさ」につながり、どこにでもある街ではなくなるんじゃないかなあと思います。

高知市のウェブジャーナル「高知。おまちRASHISA」は、今後も山崎氷店を応援したいと思います。

 

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関連記事:いまでも鉄板台のある駄菓子屋「いかちゃんく」

 

 

横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「よさこい、お酒に寛容な県民性、高知らしいレトロな建物」が大好き。サラリーマンをしながら日夜執筆活動をしています。次の世代へわたしの好きな「高知らしさ」をバトンタッチするためにウェブジャーナルを運営中。趣味でトレランをしています。

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