「土佐の木曜市」は、地元客と農家との真剣勝負なのだ!!

お客さんとの真剣勝負の土佐の木曜市。コスパではなくお客さんのために野菜を作る姿勢に根強いファンがいる。

高知市の鷹匠町よりこんにちは。

昨日の台風による大荒れから1日。高知市は一転して快晴!!しかし、徳島、和歌山、大阪をはじめ多くのエリアで甚大な被害がでましたね。復旧にむけて色々な問題や課題が山積かと思いますが、1日も早く元の生活に戻れることよう願っています。

さて、本日は【土佐の朝市シリーズ】の続編の記事です。じつは編集長の大好きなたくあんを買うついでなんですがね^^

 

「土佐の木曜市」は日曜市に隠れた実力ナンバー2の朝市

さあやってまいりましたよ^^

絶好の朝市めぐりですね!!、、、これ【カナリーヤシ】です。昭和20年代の【南国ブーム】の際、高知市に植林されたものです。夏の陽射しが肌をジリジリ焦がす高知の雰囲気にはぴったりですね^^

 

そんなカナリーヤシのある通りで【土佐の木曜市】は開催されるのです!!!

出店数は約70ほど。日曜市につぐ店舗数なんです。ちかくには高知市役所や高知県庁が立ち並び、お昼になると仕事の合間に買い物をする方々を多く見かけます!!

では早速どんなものを売っているのか見てみましょー!!!

 

高知県産のレモン!!お店で売っているのは【黄色】ですよね。レモンは収穫する際【緑色】の状態で収穫するんです。流通過程少しずつ黄色くなっていき、お店では完全に【黄色】になります!!

ということは、このレモンの鮮度はめっちゃいいということがわかります!!スーパーではこんなレモン見かけないですよね^^

 

【りゅうきゅう】です!!2本で100円という安さ。めっちゃ安いですよね。

じつはこのりゅうきゅうは高知県の特産品なんです。はす芋ともいい、全国のスーパーで売っているものは高知県産が多いんじゃないでしょうかね。!!

編集長の家ではこのりゅうきゅうを買ってきて、薄切りにしお味噌汁に入れて食べるか、息子と戦いごっこをするのに使います。(戦いごっこの結末は妻に怒られるというのが恒例です)

 

木桶に入った饅頭やお餅も売っています。わたしはだいたい1つずつ買って食べ歩きしますよ!!お餅なんかは柔らかくて素朴な味でめっちゃ美味しいです。しかも価格もリーズナブルー!!!

 

ほかにも食べ歩きできるものはたくさんありますよー!!

編集長のおすすめは【トマトバジルチーズ】です。ふわふわもちもちのパンの中に入っているトマト&バジル&チーズの相性が抜群。口の中がイタリアンで満たされ、編集長は幸せな気分になれるのでございます!!

お腹を空かして朝市に行くと買いすぎるから駄目!!という意見がありますが(そんな意見ほんとにあるんかい!!)、でも色々食べて幸せな気分になった方がとってもお得だと思うです^^

 

高知県産のうなぎが串で食べれるお店もありますよー!!

ほんとは、、、ビール片手に串を食べながら朝市をめぐりたいんですが、今日は息子の幼稚園のお迎えがあるんで!!!

 

ブシュカンも出てますねー!!今頃、須崎ではしんこがあがる時期なんですが、このブシュカンをかけて食べたらもう最高ですよ!!あっ、ちなみにしんこって鰹のこどものことです。

高知ではお刺身にかけて食べるひとが多いんじゃないでしょうかね!!

 

そして、本日木曜市に訪れた編集長の真のミッションはこれ!!

はっきりいってこのたくあんやばすぎです。家に帰り水洗いして包丁で切っては食べ(笑)、パックに入れる前には半分近くなくなってしまうときもある編集長ドはまり中のものなんです!!!

一見、普通のたくあんなんですが、おそらく作ってらっしゃるおばあちゃんの味付けが絶妙なんでしょう!!!1本だいたい200円で買えますが、ほんとに美味しいので1本だとすぐなくなっちゃいます。

 

野菜ばかりではなく海産物もありますよ。関東でいう【しらす】の干物です。ちなみに高知では【ちりめん】です。高知でしらすしらすと連呼すると「あっ、こいつ高知しらん奴やな~」って思われるのでご注意を(笑)。

ちなみによく【かちり】というちりめんを見かけると思いますが、それはめっちゃ乾燥してあるという意味です。

 

ほかにも高知の特産品がところ狭しと売っています。この時期の高知なら【ニラ・ナス・オクラ】が多く販売していますね。

わたしの知っている農家さんは、この時期オクラの育ちが早すぎて収穫が間に合わないと嘆いていました。なんで、たまにその農家さんのところに行くと箱いっぱいに規格外品のオクラを分けてもらいます。人生で見たことがないぐらいのオクラの量でしたよ^^

 

高知はフルーツ王国でもあります。9月になると一斉に新高梨(にいたかなし)が販売されはじめます。

普通、大きいサイズの梨って大味で関東ではあまり人気がないんですが、高知の新高梨は大きくてもめっちゃ糖度があって美味しいんです。ちなみに高知では【針木(はりぎ)産・黒岩(くろいわ)産】の2大ブランドがあります。贈答用の高いものになると、1玉3000円を超える梨も売っています。まあ、庶民のわたしなんかは1玉300円~500円の規格外品で十分でございます!!

 

高知市にいつまでも活気のある朝市の光景を

毎週日曜日に追手筋通りで開催されている【土佐の日曜市】には400店舗もの出店があり、観光客も含め多くのひとで賑わっています。日曜市の光景を見ていればまだしばらくは安心していられます。

関連記事:300年つづく「土佐の日曜市」の魅力

しかし、木曜市の公式出店数は70。しかし、今回訪れた際は50店舗弱でした。ご覧のとおりお店とお店の間が歯抜け状態になってきているんです。日によっては出店しない方もいるようなのですが、全体的に少ない印象を感じます。

 

まあ平日に開催されているので、近くで勤めている会社員や地元の方ぐらいしか来れないというのもわかります。ただ、日曜市の賑わいと比べるとあまりにも差があり、木曜市がいつまでも続いてくれるのだろうか心配になってしまいます。

 

安さや物流優先のスーパーやコンビニとは真逆の存在

朝市に出店するということは、ほぼ丸一日準備や販売に費やすことになります。

また、年間を通じて販売できる商品づくりも必要になってきます。

なにより、スーパーと違い生産者自らが販売するということ。これは【良いものでなければ次がない】ということなのです。購入した価格以上の価値がなければそのひとのお店には立ち寄らなくなります。

スーパーやコンビニのように、【安くて流通しやすいもの】を作ったとしても朝市では通用しないのだと思います。

 

買ってくれるお客さんのために【良いもの】をつくり続けているからこそ、スーパーではなくわざわざ朝市に買いに来てくれるのだと思います。

そして、朝市で販売するのはコスパは良くはないはずなんです。作る種類を減らし大量に栽培し、規格品を流通に乗せ、規格外品を農協の直売所などに投げるほうが農家としては楽できるんです。

世の中が【コスパ重視】になってきており、ほとんどの家庭では野菜をスーパーで買うのが当たり前の時代なんです。しかし、そんな時代だからこそ、スーパーではなく個人の農家から野菜を買うという選択肢が必要なんだと思います。

コスパではなくお客さんのために作った野菜は絶対に裏切らないものです。

 

いつまでも高知市で朝市のある光景を見続けることができるよう、個人的にもウェブジャーナルの編集長としても応援しつづけていきたいなと思っています。

 

関連記事:高知の旬の食材が地元客のために用意されている穴場の朝市「土佐の金曜市」

関連記事:水路の上で開かれる全国的にも珍しい高知市の朝市「火曜市」

 

 

横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「よさこい、お酒に寛容な県民性、高知らしいレトロな建物」が大好き。サラリーマンをしながら日夜執筆活動をしています。次の世代へわたしの好きな「高知らしさ」をバトンタッチするためにウェブジャーナルを運営中。趣味でトレランをしています。

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