「土佐の街路市」完全ガイド!!移住後4年間通い続けている僕が魅力を教えるよ!

高知市の街路市からこんにちは。

街路市でおんちゃんやおばちゃんたちと「どれ美味しい~!?」と聞いて「どれも美味しいよー!!」と言われ「いっつもそれやんかー!!」と答える編集長の小川です^^

さて、全国47都道府県に、、多分ある【朝市や街路市】。土佐の高知にもありますよ!!

すでに【日曜市・火曜市・木曜市・金曜市】についての記事を書いていますが、今日は「4つの記事を見るなんてめんどくさいぞー!!」っていう声が聞こえてきそうなので、【土佐の街路市完全ガイド】というかたちでご紹介したいと思います^^

 

街路市に行くということは高知の【食文化】に直接触れるということ

スーパーではあまり見かけたことがない野菜なんかも売っていますよね。見ているだけでも楽しいのが朝市の魅力!!

街路市に出店されている方々の多くは田畑を代々受け継いでいます。長い年月をかけて田畑で作物を作ってこられています。ということは、長い年月をかけ高知県の気候や地形に合った作物が何なのかということが【現在】の出品されている作物に現れているのです。

代表的なものでいえば、ナス、ピーマン、生姜などですね。比較的新しいものでいえば『ゆず・文旦(ぶんたん)』などですかね。そして、その季節で一番の旬のものがたくさんお店に並んでいるはずです。

スーパーへ行けば、1年中同じ商品がならんでいますよね。でも朝市では【その時期に旬を迎える作物】が商品として並ぶのです。しかも、【高知で栽培するのに適した特産品】ばかりなのです。

 

①土佐の4大街路市【日曜市編】

【土佐の日曜市】として全国的にもかなり有名な街路市です。

歴史はとても古く、元禄3年(1690年)から328年間続いているのです。元禄3年といえば、『生類憐みの令』で有名な第5代将軍徳川綱吉の時代なんです。なんだか昔過ぎてイメージが湧きませんね^^

 

昭和初期には帯屋町商店街で日曜市は開催されていました。明治時代のころは高知県庁前で開催されていたそうです。出店されている店舗数が増え、帯屋町商店街では狭くなってきたため、現在の追手筋通りへと移動したのです。

 

日曜市は、県外からの観光客がとても多く1日1万6千人が訪れます。高知県以外からわざわざ食材を仕入れにくるという飲食店の方々も大勢いらっしゃるそうです。

ちなみにこのお店は日曜市で一番有名なお店である【大平商店さんのいも天】です。

 

高知では知らないひとがいないほど有名なのがこの【いも天】なんです。衣にはすこーし甘味と塩味が混ざっており、衣がサクッとしたサツマイモの天ぷらなのです。高知県のスーパーでもだいたい総菜コーナーに置いていますね。

いも天買うのにちょっとだけ並ぶと思いますが、どんどん揚がるので長蛇の列に見えてもそんなに待ちませんのでご安心を(笑)。

 

撮影したのが1月頃だったので、この農家さんは【にんにく葉・葉ごぼう】を出品されていますね。「にんにく葉!!??」って知らないひとが多いと思うんですが、中華料理でよくつかわれている食材です。高知ではこの【にんにく葉】をすり潰して【ぬた】という調味料を作ります。

 

観光客が多い日曜市では、買ってすぐに食べられるお店が多いの特徴ですね。これは【はし焼き】といい、お好み焼きを割りばしに巻き付けたものです(笑)。混雑する日曜市で手軽に食べれるよう工夫されたんでしょうね。ちなみにはし焼きはこのお店1軒だけでした。

 

めっちゃ美味しそうですよね~。高知県産のうな串が食べれるお店です。このお店の前通ったら食べずにはいられないほどそそられるいい香りが漂ってきます。高知ではうなぎの養殖が盛んですので、結構うなぎを食べる文化が強いのです。でも高い!!!

 

高知県への旅行経験が初心者~上級者までオッケーなのが日曜市!!

とにかく日曜市へ行けばなんでも揃う【高知をまるごと楽しむ】ことができる朝市なのです。出店されている方々も観光客を意識されている方がとっても多いのが特徴!!高知への初旅行にはおすすめですよ^^

また、食べ歩きできちゃう食品を取り扱っているのも日曜市が圧倒的に多いのです。【いも天、はし焼き、冷やしあめ、ところ天、生姜ジュース、アイスクリン、焼きうなぎ、芋けんぴ】などなど。高知県へ移住して4年の編集長も、いまだに日曜市へ行くとついつい色々食べてしまいます^^

 

土佐の日曜市

開催日 毎週日曜日(1月1~2日、8月10~12日はお休み)

開催時間 夏時間(4~9月) 5時~18時 冬時間(10~3月) 5時30分~17時

駐車場 専用駐車場はありませんが、日曜日は指定の場所のみ路上駐車が可能となっております。また、高知県庁駐車場が無料開放されています。

開催場所 追手筋通り

その他 出店はお昼頃までがピークとなっています。人気のお店や食材は早朝で売り切れになる場合もありますので、早めのお出かけをおすすめします。

 

 

②土佐の4大朝市【火曜市編】

火曜市の誕生は昭和元年(1926年)にさかのぼります。昭和35年頃までは今の電車通りで開催されていましたが、交通量の増加に伴い現在の場所に移転され火曜市が開催されるようになりました。

昭和38年に現在の水路の通りに移設して再スタートとなったんですが、当時は100店舗ほどあったのが現在では35店舗ほど。火曜市は日曜市や木曜市に次ぐ賑わいを見せていたのです。

 

この上町4~5丁目(電車通りの1つ南側)にある水路は土佐藩政時代に作られたものなのです。都会でいう【ドブ川】とは違い、とても水が澄んでおり、近くを登下校する子供たちの安全を守ってくれる水路でもあるのです。

 

ご覧のとおり、水路の南側は道幅が極端に狭くなっています。北側は主に車道。南側は歩道となっており、子供やお年寄りが安心して歩くことのできる道となっているのです。

 

そのため、火曜市の露店はすべて南向きになっており、車が一切通らない場所で安心して買い物ができるようになっているのです。

 

日曜市以外の朝市の特徴としては【観光客の姿がほとんどいない】というところです。おそらくほとんどのお客さんは地元の方だと思います。自転車か徒歩、もしくは路面電車を使ってくる方々ばかり。そして、買い物客に若い方の姿はほとんどありません。

出店されている方々も、お年を召された方々がとても多いのです。

 

「あっ!おじいちゃんが寝てる。。。(笑)」

そんな高知県民の姿を見れちゃうのも地元で開催している街路市ならではですよね^^

販売している野菜や果物、お惣菜などについては他の街路市同様に【その時期の旬な産物】がところせましに並んでいます。高知に移住して4年目の編集長は、見たことも聞いたこともない野菜に出会うこともあります。そんなときは「これどうやってたべればええがですが!?」と聞きます。すると「なんでもええよー!!味噌汁や浅漬けにしたらうまいよー!!」となんでも教えてくれます。

 

高知の近海で獲れる白身魚でつくられるてんぷらなんかは、地元の方々にとって毎日の食事に欠かせない大事な食材。スーパーではロシア産の冷凍すり身を使った安くてそこそこ美味しいちくわが並んでいますが、小さいころから食べている高知の白身魚を使ったちくわがいいというお客さんにとっては朝市は昔の味を買い続けることのできる大切な場所でもあるんです。

 

夏の街路市めぐりで欠かせないのがこの【冷やしあめ&レモン水】。手軽に水分補給ができるので、バイクで配達中の方々も火曜市に立ち寄ってレモン水を2杯一気飲みしてリフレッシュされる方々もいました。

 

立ち食いできるところてんがあるのもうれしいですよね。夏バテ気味の時はキンキンに冷えたところてんもおすすめです。その場で立ち食い(座っても食べれます)できるのがうれしいですよね。

 

観光客のいない火曜市。高知県民に交じって買い物ができるのが面白い!!

1日1万6千人が訪れる【土佐の日曜市】と違い、火曜市の買い物客はほぼ高知県民のみ。しかも、商業エリアではなく住宅地にある朝市。出店者と近所の方々が世間話しを楽しんでいる姿を見ることができるのがなんともいいですよね。

しかも、常連客が「今日はあれあるがー!?」と聞くと出店者は「あるよー!買うていくがー!?」と、まるで長年連れ添っている夫婦みたい^^

ここに来れば観光客向けの接客ではない本当の【高知県民らしさ】を楽しむことができちゃうんです。きっと、見るからに不愛想な方もいると思います。しかし、ぜひ勇気を出して話しかけてみてください。きっと【不愛想な方がしわくちゃな笑顔】に変わると思いますよ。

 

土佐の火曜市

開催日 毎週火曜日(1月1、2日を除く)

開催時間 6時~日没1時間前

開催場所 高知市上町4~5丁目

店舗数 35店舗(その日によって増減あり)

駐車場 専用駐車場はありませんので近くのコインパーキングに駐車してくださいね。

路面電車 最寄り駅は上町4丁目もしくは5丁目です。

その他 お店の準備や片付けも含めての時間です。また、日没1時間前よりも早く撤収をはじめるお店もあります。

 

 

土佐の四大街路市【木曜市編】

次にご紹介するのが【木曜市】。じつは街路市で一番紆余曲折したのがこの木曜市なのです。昭和元年から昭和46年までの間、さまざまな場所で街路市が開かれたのです。しかし、出店者や地域住民からの反対、町の開発による移転などが相次ぎ、46年間もの間期限付きでの開催となっていました。

そして、昭和46年5月20日にようやく現在の場所である高知県庁前(鷹匠町)で定住することができるようになったのです。

 

ちょっとアングルが悪いですが、木曜市会場からは【高知城】も間近に見ることができ市民に親しまれ発展してきました。日曜市が観光客向けであるのに対し、木曜市付近は高知市役所や高知県庁などのオフィス街となっているので、お昼になると会社勤めの女性たちが買い物に押し寄せます。

 

オフィスで働く女性客がいるため、木曜市にはこのようなこだわりベーカリーの出店もあり、昼食需要にも対応しているのです^^

実は編集長もこのベーカリーが好きなんですよ!!とくに【トマトバジルチーズ】が好きでよく買わせてもらっています。いつものことながら、取材を終えると真っ先に購入し、食べ歩きを楽しみましたよ!!ふふふ。。。!!

 

みてください!!1個60円で売っているお饅頭を!!木枠に入ったところがまたなんともいいですよねー。午前中デスクワークで頭を使い過ぎた女性たちには絶好のデザート確保のお店です!!。まあデスクワークをしていない編集長も買いましたけど(笑)。

 

木曜市にもありますよ!!【焼き鳥と焼きうなぎ!!】。日曜市とは違う方が焼いておられるようです。木曜市会場全体にタレの焼けたいいにおいが広がり、なんとも朝市らしい感じを演出してくれています^^

この後仕事がなければ、きっと編集長はビールを買って近くの鏡川のほとりで一人宴会を始めていますよ(笑)。

 

火曜市や金曜市に比べて若い店主の方が多いのが木曜市の特徴だと思います。そして、こちらでは化学肥料不使用、農薬不使用などのこだわり野菜を販売していらっしゃいました。育児中のママさんたちにとっては【安全な育て方】という野菜は気になるところですよね。

 

おまちで働く高知県民の味方!!それが木曜市!!

オフィス街にある街路市ですが、もちろん地元で昔から買い物にくるおじいちゃんやおばあちゃん達も買い物へ来ます。しかし、官公庁をはじめ、多くのオフィスが集まる鷹匠町で開催する木曜市では、やはりオフィスで働く方々の姿が目立ちますね。

働く女性たちが買い物しやすいお店が並び、田舎っぽい街路市っていうよりも、ちょっとだけ洗練された雰囲気のお店があるのが特徴だと思います。でも、多くのお店は生産者が直接持ち寄る野菜や果物など。他の朝市同様に食材調達にはもってこいの市場なのです。

ちょっと歩けば公園や神社、鏡川の畔などがあり、買い物しそのまま食べることもできます。わたしも良くやります(笑)。

 

土佐の木曜市

開催日 毎週木曜日(1月1、2日を除く)

開催時間

開催場所 高知市本町5丁目

店舗数 35店舗(その日によって増減あり)

駐車場 専用駐車場はありませんので近くのコインパーキングに駐車してくださいね。

路面電車 最寄り駅は上町4丁目もしくは5丁目です。

その他 お店の準備や片付けも含めての時間です。また、日没1時間前よりも早く撤収をはじめるお店もあります。

 

土佐の街路市【金曜市編】

金曜市は昭和元年に誕生しました。現在の場所ではなく、他の街路市と同様に何箇所かを経ていまの場所で開催するようになりました。原因としては商店街との共存共栄が難しいということです。

商店街の方からしてみれば、お店で買わず街路市で商品を買われてしまえば売上が下がってしまうわけです。わざわざ自分の店の売上をさげてまで街路市のために商店街を貸す理由がないのです。

 

開催場所を失った街路市側は、高知駅のすぐ西側エリアにある【愛宕町商店街(あたごまちしょうてんがい)】へ移転を希望しました。しかし、他の商店街同様「発展しつつある商店街の店頭での街路市はお店との両立が難しいのではないか」という声が多く、両立は困難となり金曜市の存続が危ぶまれてしまったのです。

しかし、愛宕町商店街の役員の方々の努力により、商店街の西側にあたる線路沿いに新たな場所を見出すことができたのです。

 

金曜市はこのように上を【JR土讃線】が走る高架下で開催されています。当然ながら車の走らない高架下ですので、高齢者や子供連れでも安心して街路市で買い物を楽しむことができるのです。

しかも、高架下ということもあり、高知県の強い陽射しを遮ってくれるので、出店者も買い物客も身体への負担が少なくて済むのです。

 

金曜市は、他の街路市とほぼ同じような出店者となっています。野菜、果物、海産物、花などが中心です。ほぼ近隣住民の買い物目的としての街路市なので、食べ歩きができるようなお店はわずかなんです。

 

出店者もご高齢の方が多いのが金曜市の特徴だと思います。

この愛宕町商店街の近くは比較的昭和初期に建築された民家が多く、ご高齢の方々が住む割合も高知市の中では高いと思います。編集長が買い物をしているときは、私以外はすべてご高齢の方々が買い物にいらっしゃっていました。

 

個人的には、普段使いの野菜などが大半を占めているので、いつも買う金額は金曜市が一番高くなりますね^^

なかなかスーパーで金曜市と同じ量や価格で買うことはできないと思いますよ。

 

普段使いにぴったりな街路市が金曜市なのです!

地域に住む方々に寄り添っている街路市という印象があります。たくさんの量を売るのではなく、好きな個数だけ販売してくれたり、普段の食事に使う食材を中心に商品が揃えられているのです。

それは、愛宕町商店街に八百屋が1軒のみしかなく、近くにスーパーもないのが理由なのかもしれません。ご高齢の方々にとって、普段使いの野菜等が近くで買えるということほど重要なことはありません。

しかも、長年出店している方々と顔馴染みのため、買い物ついでにおしゃべりも楽しめてしまうのです。

そして、移転当時は金曜市と商店街の共存は難しいのではないかと考えられていましたが、今では愛宕町商店街になくてはならないものとして賑わっているのです。

 

土佐の金曜市

開催日 毎週金曜日(1月1、2日を除く)

開催時間 日の出~日没の1時間前

開催場所 高知市愛宕町1丁目

店舗数 30店舗(その日によって増減あり)

駐車場 専用駐車場はありませんので近くのコインパーキングに駐車してくださいね。

路面電車 【高知駅前】下車15分

その他 お店の準備や片付けも含めての時間です。また、日没1時間前よりも早く撤収をはじめるお店もあります。

 

 

 

横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「よさこい、お酒に寛容な県民性、高知らしいレトロな建物」が大好き。サラリーマンをしながら日夜執筆活動をしています。次の世代へわたしの好きな「高知らしさ」をバトンタッチするためにウェブジャーナルを運営中。趣味でトレランをしています。

はりまや橋商店街で1日限りのたこ焼き屋を企画した【ヒトログ】代表の山下さん単独インタビュー!!

坂本龍馬が足繫く通った田中良助旧邸。歴代の田中家の努力もあり、今でも江戸時代のまま建物が残っている

関連記事

  1. 高知市の天神橋通商店街に「丸福」は中華そばの匠が…

    高知市の天神橋通商店街よりこんにちは。ラーメンより蕎麦のほうが好きな…

  2. 高知市にもわずかしかない銭湯のある風景が印象的な…

    高知市越前町からこんにちは。サッカーより野球好きの編集長小川ですが、…

  3. 毎日のようにどこかで「思い出」の積もった場所が消…

    高知県高知市からこんにちは。ずっと雨が降り続いている高知市ですが、雨…

  4. 5分でわかる高知の「よさこい祭り」の歴史

    よさこい祭りが迫った高知市よりこんにちは。今年でよさこい祭り2回目の…

  5. 一歩入れば戦前からある渋い路地だらけでラビリンス…

    高知市旭町からこんにちは。狭い路地をぶらりと散歩するのが大好きな編集…

  6. 「土佐の木曜市」は、地元客と農家との真剣勝負なの…

    高知市の鷹匠町よりこんにちは。昨日の台風による大荒れから1日。高知市…

  7. ゆっくりと時がすすむ「旭駅前商店街」の魅力

    高知市には土讃線という汽車が走っています。電車ファンが喜びそ…

  8. 第3部 日本中で本丸及び追手門のすべての建造物が…

    みなさんこんにちは。暑さにやられて少々身体がだるい編集長の小川です。…

ピックアップ記事

PAGE TOP