秋が旬の『四方竹』。茎が四角形のめずらしい竹で煮物にしたらコリコリした食感が病みつきになる美味しさ

秋が旬という全国的にも珍しい四方竹のタケノコを紹介します。

高知市のとある竹やぶからこんにちは。

秋の味覚を酒の肴にビールや日本酒を楽しんでいる編集長の小川です。

やっぱり秋といえば『サンマの塩焼き』ですよね。全国的にも有名な『馬路村のゆずポン酢』をサンマの塩焼きにかけ、キリンビールの『秋味』を飲んで秋を満喫しています\(^▽^)/

しかし、秋の鉄板であるサンマの塩焼きよりもビールに合うとっておきの食材があるんです。今日は編集長がその食材を収穫から調理まですべてやってしまおうというのです。

 

高知県の特産品『四方竹(しほうちく)』を収穫から調理までするよ

今日は高知駅から車で30分ほど行ったところにある山奥にきております。つい先日までは中山間地にはびっしり稲穂が実っていたのですが、今は藁を干している光景がちらほら。

車もほとんど通らないのどかな田園風景をゆっくる秋風に吹かれながら目的地へと進んでいます。

 

今日の目的地はこちら!!

あたりを見る限り普通の山奥ですね。

 

そうです。竹林です!!

 

この竹は全国どこにでもある見慣れた中空が丸い竹ですよね。

皆さんもご存知のとおり、この種類のタケノコは4月に生えてくるよく皆さんが召し上がるあの『タケノコ』の竹です。

しかし、高知県の特産品である『四方竹』はちょっと違った姿かたちをしているんです。

 

葉が低く密集しているこの竹こそが『四方竹(しほうちく)』でございます。

そして、手前にニョキニョキ出てきているのが『四方竹のタケノコ』なのです。一般的なタケノコと違って、ニョキニョキと出てくるタケノコの本数が比較にならないほど多いですよね。

 

一般的なタケノコとちがい、細くて先っぽがかなりとんがっています。年数の経過している四方竹と比べても太さに大きな大差はないですね。

一般的な竹と同様、とにかく伸びるのが早いみたいで、竹林に四方竹の種がある場合は一生懸命採らないといけないらしく、ご苦労されている方々が結構いるそうです。

 

ということで、この竹やぶの持ち主のおばあちゃんに早速良さそうな四方竹を採ってもらいことにしました。残念ながら移住4年目の編集長には、どの四方竹をとればよいのかわからなかったので、すべておばあちゃんにお願いすることにしました (^ー゚)ノ

 

おばあちゃんは「まかせちょき!」と言い、次から次へと四方竹のタケノコを採っていきます。まあ一般的なタケノコみたいに掘ったりする必要がないので、多少は楽かもしれませんね。(わたしもやりたかったけど、まかせちょきと言われたからにはお任せすることにしました(^▽^;)ハハハ)。

 

もう85歳だというのに動きが早い!!高知の女性はすごい^^

ものの数分で手に持ちきれないほどのタケノコを採ってくださいましたよ。

 

そして、タケノコを採ってくれたおばあちゃんはそのまま森の見回りのために立ち去っていったのです。(とにかく肌つやも良く85歳には見えない!!)

おばあちゃんありがとう!!また来年来るからねー!!元気でおってよー(*^-゚)/~

 

 

四方竹のタケノコを編集長が調理!!

では編集長の男飯がスタート!!ちゃんと下準備から煮物づくりまでできるか心配。

四方竹はあくが強いのにあく抜きから始めたいと思います。

 

まず鍋に入るちょうど良い大きなにカット。茎の部分を3センチほどカットし、先端の部分は5センチほどカットしました。先端には身がつまっていないので、10センチぐらい斜めにカットしても大丈夫でした。

ここではまだ皮をはがさず、皮ごと鍋でグツグツ煮るのです。

 

編集長の家には大きな鍋がないので、半分に切ってもギリギリという感じなんです。半分にカットせず、丸々1本を煮ることができる大鍋なんて一般家庭にはありませんからね。

 

ここでの調理ポイント

 強火でグツグツ煮ると花火みたいにポンポン弾けます。弱~中火がおすすめ!

 細い竹は3分。太い竹は5分ほど煮る。(わたしは5分煮ました)

 

弱火でゴトゴトと5分ほど煮終えた後は冷水にさらします。鮮やかな緑色にするためには大切な工程らしいです。また、こうすることで皮も向けやすくなるといいます。

 

ここでの調理ポイント 煮終わったらすぐに冷水へさらす。

 

煮終えたあとの煮汁はこんな感じです。この色で染め物が出来そうな綺麗な紫色でした。

 

そして皮をはぐとこんな感じ。一般的なタケノコと違って色が綺麗な薄緑色なんですね。はじめて四方竹を調理したのでまだ鮮やかな色ではないですが、高知市内のお店で売っている四方竹を見るともっとキレイな緑色をしています。

 

四方竹の保存方法

 毎日お水を取り替えれば1週間程度長持ちします。

 必ず冷蔵保存してください。

 

ちなみにこれが農家さんが収穫から調理までおこなった四方竹です。めっちゃ綺麗ですよねー。(わたしの調理と何が違うんだろう。。。)

 

今回は四方竹とふきの土佐煮にしようと思うので、ふきもささっと調理しました^^

 

皮がむけやすいようにまな板で塩ずりします。

 

そして四方竹同様に『あく抜き』をします。

 

あく抜きが終わった『ふき』を今度は『四方竹とこんにゃく』を一緒に混ぜ、土佐煮にしていきます。

 

材料(4人前)

 お水 400CC

 お酒 大さじ4

 お醤油 大さじ4

 みりん 大さじ2

 お砂糖 大さじ2

 お酒 大さじ4

 かつお節 適量

 

四方竹の男飯が完成!!

ようやく『四方竹とふきの土佐煮』ができあがりましたよ(^▽^)/

我が家には5歳の息子がいるので、具材は少し小さめにカットをしました。しかし、四方竹の美味しさの特徴でもある『コリコリとした食感』を楽しんだり、四方竹の姿かたちを残したいのであれば、四方竹の先の部分はカットせずに長めでもいいと思います。(煮物をつくる鍋に入る程度でどうぞ!!)

ちょっと濃いめが苦手な方はお醤油を大さじ1杯分へらしてもいいかもしれませんね。

 

 

四方竹はじつは『観賞用』としても人気がある植物なんです。自宅で鉢植えしてる方もいるそうです。

そして、四方竹は一般的な竹と一緒に自生しています。一般的な竹やぶにこんな感じで自生していますよ。ただ、高知県内でも一部の地域でしか自生をしていないので、高知県の竹やぶに行けばどこにでもあるというわけではありません。

もうご存知かと思いますが、個人が所有する土地ですので、もし偶然に四方竹のタケノコを見つけても決して採ったりはしないでくださいね。今の時期なら高知市内の農協の直売所であればほぼ売っていると思います。

 

四方竹は煮物以外にも大活躍!!高知の伝統料理を支えてくれています

これは高知の伝統料理である『田舎寿司』です。

この大皿の右下に見えるのが『四方竹のお寿司」。茎の中の四角くなっているところに酢飯をつめて作るのが田舎寿司の定番なんです。とくに高知の酢飯には『ゆず酢』を混ぜている場合があるので、コリコリした食感にゆずの香りが広がります。もう皿鉢料理で四方竹のお寿司が出てきたら超ラッキーですよ。食べなきゃソンソンです(*´∇`*)

 

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横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「よさこい、お酒に寛容な県民性、高知らしいレトロな建物」が大好き。サラリーマンをしながら日夜執筆活動をしています。次の世代へわたしの好きな「高知らしさ」をバトンタッチするためにウェブジャーナルを運営中。趣味でトレランをしています。

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