34軒あった露店ものこり7軒という危機的な状況。高知市の街路市『水曜市』を次の世代まで残したい

高知市の水曜市からこんにちは。

今朝の高知市の最低気温はなんと9℃。ついこの前まで「暑い日にはビールが最高!!」とはしゃいでいた編集長ですが、冬がせまるにつれて【焼酎のお湯割り】が美味しいなあと感じる日々を過ごしています(^▽^)/

さて、皆さんもご存知かと思いますが、高知市には『街路市』があります。要するに『朝市』みたいなものですね^^

『土佐の日曜市』といえば全国でも最大規模の露店数がならぶ街路市なんです。毎週日曜日になると約400店にも及ぶ露店が立ち並ぶんです。1日に1万6千人が訪れるんですから驚きですよね^^

関連記事:300年つづく「土佐の日曜市」の魅力

しかし、賑わっている街路市がある一方、少しずつ露店の数が減少し、危機的な状況の街路市もあるのです。ということで編集長は高知市の『水曜市』に行ってきました。

 

昭和46年から続く高知市の街路市『水曜市』

この3枚の写真の詳しい年代は分かりませんが、おそらく昭和の時代に撮影されたものだと思います。露店も広場にびっしりと並び、住宅地での街路市にも関わらず多くのお客さんが買い物をしている様子がわかります。

 

そして、この写真がいまの『水曜市』のすがたです。

広場にびっしりと埋まっていた露店の多くは姿を消し、わずかに7軒のみ出店をしている状況でした。

この水曜市が開かれているのは『高知市百石町3丁目』。住宅地の中にポツンとある駐車場で開催されているのです。

 

けっこう狭い路地の一角にある駐車場なので、おそらくこの周辺に住んでいる人しか気が付かないんだと思います。私もちょうど去年ここを通りかかった時に初めて知ったのがきっかけです^^

 

昭和50年代の賑わいのあった水曜市を知っていた方からすると今の状況はどう映るのでしょうか。出店されている方もご高齢の方々が多く、中には80歳台半ばぐらいの方までお店を出されていらっしゃいました。

 

この時期、街路市でよく見かけるお野菜と言えば【サツマイモ・ニンジン菜・大根・リュウキュウ・かぼちゃ】などですね。

こちらのお店では古漬けも販売していました。わざわざ漬物の樽をもってきて、その場で糠から大根を出して袋詰めされていました。古漬け好きの編集長にはもうたまらない香りでしたね(ノ´▽`)ノオオッ♪

 

わたしも結構いろんな街路市で古漬けを購入しているんですが、販売されるだけあってどの古漬けも乳酸菌の発酵具合が抜群ですね。めっちゃ美味しいものばかりに巡り合っています^^(でも苦手なひとは古漬けの酸っぱさを駄目かも。。。)

 

こちらのお店では【赤芽芋・サツマイモ】をメインに販売されていました。お店の方はおそらくわたしと同じぐらいの年齢の方だったと思います。

赤飯や四方竹、サツマイモなどを調理してから販売しているところを見ると、近所の買い物客に年配の方が多いということなんでしょうね。

 

こちらは【にんにく・ナス・山東(さんとう)白菜】がメインです。

この時期はまだ葉がしっかりと巻いた白菜が出るにはちょっと早いですからね^^

少しずつ高知の冬食材が増えてきて編集長もわくわくしてしまいます。

 

ご高齢の方やご夫婦だけで暮らしている方々などは、たくさんの量を使わないので販売している商品も小分けにしているお店が多いと感じました。

日曜日で販売している『量』と比べると明らかな差が感じますね^^

 

わたしも街路市へ行くとついついたくさん買い過ぎてしまうので、小分けして販売してくれると助かりますね^^

ちなみにこのおばあちゃんはフキの皮をむいていらっしゃいました(*´∇`*)

 

水曜市

住所 高知市百石町3丁目(市川医院の前にある駐車場)

開催日 毎週水曜日

開催時間 日の出~日没1時間前

駐車場 専用駐車場はありませんので、近くのコインパーキングへ駐車してください。

最寄りの電停 桟橋通3丁目


 

本日編集長が『水曜市』で購入したものは

山東(さんとう)白菜です。まだ白菜が市場に出ていないこの時期には貴重ですよね。水曜市では1玉100円で販売していました。お味噌汁好きの私は帰って早速調理して食べましたよ。味は白菜とまったく一緒です^^

 

次に購入したのは『生姜』です。写真でみると小さく見えますが、お店で買えば2袋分ぐらいの大きさですよ。これで100円です。11月頃は新生姜がたくさん市場に出回っているので、久しぶりに親生姜を見かけ購入しました。編集長は生姜を『ほぼ味噌汁』用に使います。すりおろしてお味噌汁に入れると身体が温まるからおすすめですよー(^▽^)/

 

こちらは小松菜の漬物で100円です^^

 

漬物好きの編集長は、これだけの量なら2~3日ぐらいで食べてしまいますね。

 

浅漬けなので、塩分をあまり気にせずたくさんたべることができるのが嬉しいですね^^

 

こちらが私の漬物の中で一番大好きな『古漬け様』でございます。価格は190円。

 

すぐに糠を洗い流したんですが、台所中に古漬けの良い香りが広がります。おそらくこの乳酸発酵のキツイ臭いはかなり好き嫌いがはっきり分かれると思います。ちなみに私の息子はあまりに臭くて走って逃げてしまいます。。゙(ノ><)ノ ヒィ

 

でも日本人ならやっぱり漬物ですよね。

高知県の美味しいほくほくご飯と一緒に古漬けを食べたら、ご飯が何杯あっても足りないですね^^

 

なくなる前にもう一度

改めて昭和50年代の頃と比較すると本当に驚きます。

昭和50年代にくらべ、今はスーパーやコンビニがまわりにたくさんあります。車社会となった今、大きな駐車場を用意しているスーパーには多くの買い物客がいます。一方、このような街路市には車で行くことができないので、どうしても地元の方しか買い物へ行くことができないのです。

私は大型スーパーが悪いと言っているのではないのです。私自身、食事の材料を買うために近所のサンプラザさんによく買い物へ行っています。広い駐車場があるので、車で行くとまとめ買いができるのでとっても助かっています。

しかし、この『水曜市』で買い物をされた方々はたくさんいらっしゃいます。きっと、子供の頃にお母さんと一緒に水曜市へ買い物に行った人もたくさんいるでしょう。

しかし、もし水曜市がなくなってしまえば、その方々が小さい頃から馴染のある光景を見ることができなくなってしまうのです。それと同時に【母と一緒に買い物へ行った記憶】も思い出すきっかけを失ってしまうことでしょう。

高知市はまさに『思い出の場所が次々となくなってしまっている』のです。

高知市が全国どこにでもあるような町になってしまうのか、それとも、高知らしく多くの方々の思い出の場所や光景がいつまでも残っていくのか。それは高知市に住んでいる私たち次第なのだと思います。

毎日、スーパーやコンビニだけを往復するような生活スタイルを続けるのであれば、街路市はいつの間にか姿を消してしまうことになるでしょう。

多くのひとが【水曜市がなくなってしまうことを気づかずに見送ってしまう】のです。

「わざわざ街路市での買い物なんて不便やき、面倒だから近くにあるスーパーで買おうや」。

そんな今のライフスタイルにいったいどんな将来が待っているのでしょうか。

 

関連記事:「土佐の街路市」完全ガイド!!移住後4年間通い続けている僕が魅力を教えるよ!

横浜市から高知市へ35歳で移住した田舎暮らしに憧れる編集長の小川みのる(@Twitter)です。1部上場企業を退職。家族の介護の為に高知へ。「よさこい、お酒に寛容な県民性、高知らしいレトロな建物」が大好き。サラリーマンをしながら日夜執筆活動をしています。次の世代へわたしの好きな「高知らしさ」をバトンタッチするためにウェブジャーナルを運営中。趣味でトレランをしています。

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